What’s the Research presentation?
芝浦工業大学 無線研究部では学習意欲の向上並びに低学年時から研究というものを経験するという目的から、1年に一度『研究発表』というものを行っております。
部員は1年間で研究を行うテーマを自身で決定し、年末の発表日までに成果を報告するというスケジュールのもと、研究を行います。
最終発表の形式は大学の卒業研究の学会発表と同じく大講義室などを用いて発表しているので、より本格的な環境での発表となっております。
The Amateur Radio Club of Shibaura Institute of Technology holds a research presentation once a year in order to motivate students to learn and to give them an experience of research from their early years.
Each member of the club decides on a research theme for the year and reports on the results by the end of the year.
The format of the final presentation is the same as that of a university graduation research conference, using a large lecture room, so the presentation is in a more authentic environment.
This year’s research theme
2023年度の研究テーマを以下にてご紹介しております。
今年は対面で発表を行いますが、同時にオンラインでの配信も行います。zoomURLについてはOBの方々にメールで送信しておりますので、そちらから是非ともご参加ください。
(最終更新日:2023年9月4日)
レジュメ閲覧上の注意事項
以前からロボットにまつわる電子工作に興味を持っていた。昨年の大雨を期に災害用ロボットして自走するロボットの存在を知り、自身でも自走可能なロボットを製作したく思った。
音響機器に興味があったことと電子回路に触れた経験がなかったことから初心者向けの音響機器を製作して仕組みを知りたいと思ったことがきっかけで,基本的な回路を使ったパワーアンプを製作しようと考え た.
この研究を選んだ動機は、部活を通して自身の機材に関する知識が浅いと感じ、製作をすることで知識を深めたいと考えたことである。またスピーカは研究後も活用できるだろうと考え、題材に選んだ。
エレキギターでロック系統やポップスの曲を演奏する際に聞こえる音に一貫性を感じ、エフェクタを使用して様々な音色で曲に合わせたいと考えた。またエフェクタを自ら製作することで電子回路についての知識を増やすこともできると考えたからである。
私は、イヤホンが好きで、CIEM(Custom In Ear Monitor)に興味があった。しかし、CIEMはオーダーメイドであるため、非常に高価である。そこで、CIEMを自作 すれば価格を抑えることができると考え、今回の研究に至った。
ヘッドホンは日常的に使用する音響機器の1つだが、その内部構造に対して知識がなかったため、作成とパーツの組み換えによる音響変化を体験することでより実践的な知識を得ようと考えた。
無線研究部ではオーディオ班に所属しているため、オーディオ関係の研究をしたいと考えていた。そこで、先輩が開催してくださっているオーディオ講習会などを通してオーディオに関する知識を学んでいく中で、音響の作業を行う上で欠かせないアン プに行いての研究を行いたいと考えた。
高校の時から、ネットゲームの製作に興味があった。だが、サーバをどうするかという問題にぶつかり手を出せずにいた。無線研究部が所持しているサーバを使うことができるということで、ネットゲームを製作することにした。
近年の大きなライブ会場などではライブの照明演出などに連動し、明るさ、色などが変化する小型のブレスレット型、ペンライト型のライトが多く導入されている。本研究では通信が可能で、安価かつ既存の照明卓を用いた御が可能なライトを作成する。
電子工作を行ったことがなかったため,以前 から興味のあった電卓の自作をすることにした。 四則演算を行う数式で一般的に用いられる方法は中置記法と呼ばれる. この方法とは異なり演算子が非演算子のあとに来る,後置記法(逆ポーランド記法)を用いた電卓を製作したいと考えた。
本研究の動機は主にアマチュア無線の移動運用の際、パドルは重く、ケーブルが長いため持ち運びに向かないことから、普段持ち運ぶスマートフォンをパドルにできないかと考えたことである。
我が家の自宅サーバで公開中のStratum1のNetwork Time Protocolサーバ(以下NTPサーバと表記)であntp.pcdestroyer330.comの接続数が増加しており、サーバの状態の監視体制を強化する必要性が出てきたため。
月に 2回ほど実験レポートの課題が課される。レポートは Word を用いて作成しているが、使用しているノート PC はディスプレイが小さく、作業がはかどりにくい。さらに、外出時にもレポートを作成する機会もあるためモバイルモニターの製作を決意した。
電子工作の第一歩として、ラジオの製作に興味を持った。5年後の2028年秋をめどに多くのAM放送がFM放送に転換することを聞き、「AMラジオを製作するのは今しかないのでは」と考えた。今回は仕組みが比較的わかりやすいAMラジオ、特にゲルマニウムラジオを製作する。
現在、部室内にサーバーを設置しているが、ネットワーク構成の関係で外部からのアクセスが困難な状況にあった。また、ドメインなど WEB サービスのための資源、設備は揃っているものの、ネットワーク環境の問題によりそれらを十分に活かせずにいる。今回は WEB サービスの公開を目指し去年とは別のアプローチで外部からのアクセスを可能にしたい。
高校・大学にて音響機器を使用してきたが,内部構造を知らなかったため,実際に作成しようと考えた。昨年度作成を試みたアナログミキサーがうまく動作しなかったため、プリアンプ部だけでも作成できればと考えたため作成に踏み切った。